偽のセキュリティ警告が出た!「ウイルス感染しました」画面の正体
突然、画面いっぱいに「ウイルスに感染しました!今すぐ電話してください」というメッセージが表示されたことはありませんか?
驚いて表示された番号に電話してしまう方が後を絶ちません。しかし、これは「スケアウェア」と呼ばれる詐欺の手口です。本物のウイルス警告ではなく、あなたを騙すための偽の画面です。
冷静に対処するための知識を身につけましょう。
「ウイルス感染しました」警告の正体
この警告は、悪意のあるウェブサイトや広告が表示する「偽の警告画面」です。Windowsのシステム通知や本物のウイルス対策ソフトのアラートとは全く異なります。
典型的な手口
- 大音量の警告音:パソコンのスピーカーから「ウイルス検出!」という音声が流れる
- 全画面表示:画面を占有して「×」ボタンが押せないように見せる
- カウントダウン:「残り60秒でデータが消去されます」などと焦らせる
- 電話番号の表示:「Microsoftサポート」などを騙った番号に誘導する
電話をかけると、遠隔操作でパソコンを操作させたり、高額なソフトウェアを購入させたりする「サポート詐欺」に誘導されます。
正しい対処法
① 絶対に電話しない
表示された電話番号には絶対に電話しないでください。Microsoft、Apple、Google、セキュリティ会社が、このような警告でユーザーに電話を求めることはありません。
② ブラウザを強制終了する
通常の「×」ボタンで閉じられない場合は、以下の方法で強制終了します。
- Windows:Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開き、ブラウザを終了
- Mac:Command + Option + Esc で強制終了
③ パソコンを再起動する
ブラウザを終了した後、パソコンを再起動してください。再起動後に同じ警告が出なければ、パソコン本体には問題ありません。
④ 本物のウイルス対策ソフトでスキャンする
念のため、インストール済みのウイルス対策ソフトでフルスキャンを実行してください。Windowsであれば「Windows Defender」が標準で搭載されています。
本物の警告と偽物の見分け方
- ✅ 本物:パソコンにインストールされたソフトが出す通知・ポップアップ
- ❌ 偽物:ウェブブラウザの画面いっぱいに表示される警告
- ❌ 偽物:電話番号が表示される警告
- ❌ 偽物:「今すぐ〇〇してください」と急かす警告
もし電話してしまったら
すでに電話してしまった場合や、遠隔操作を許可してしまった場合は、すぐに以下を行ってください。
- インターネットを切断する(LANケーブルを抜く・WiFiをオフにする)
- インストールされた不審なソフトを削除する
- クレジットカード情報を伝えた場合はカード会社に連絡する
- 銀行振込をした場合は警察・消費者センターに相談する
被害に遭ってしまった場合や、「感染しているかもしれない」と不安な場合は、BULLCOM Securityにご相談ください。リモートで確認することも可能です。

