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防災の日に見直したい「データの備え」

防災の日に見直したい「データの備え」

9月1日は防災の日。非常持ち出し袋や備蓄の点検をされる方も多いと思います。それにあわせて、データの備えも一度見直してみませんか。

災害でスマホやパソコンが失われたとき、困るのは端末そのものより中身です。写真、連絡先、契約情報、仕事のファイル——買い直せない情報が入っています。今日は、防災の観点からのデータ対策を整理します。

災害時に実際に困ること

  • スマホが水没・破損して、家族の連絡先が分からない
  • 避難先で保険証券や契約書の内容を確認できない
  • パソコンが故障し、仕事のデータが消えた
  • 停電が続き、充電できずに情報が得られない

どれも「バックアップさえあれば」で済む話ですが、災害の最中に取ることはできません。平時にやっておくしかない種類の備えです。

3-2-1ルールを家庭に応用する

企業のバックアップの原則に「3-2-1ルール」があります。家庭でも同じ考え方が使えます。

  • 3つのコピーを持つ(原本+バックアップ2つ)
  • 2種類の媒体に保存する(例:パソコン+外付けHDD)
  • 1つは離れた場所に置く(クラウド、または実家など)

災害で特に効くのが3つ目です。自宅にある2つは、同時に失われる可能性があるからです。地震や水害では、家ごとやられます。

最低限やっておきたい3つ

1. スマホの自動バックアップをオンにする

  • iPhone:設定 → 自分の名前 → iCloud → iCloudバックアップをオン
  • Android:設定 → Google → バックアップをオン

無料の容量では足りないことが多いので、写真が多い方は有料プランを検討してください。月額数百円で、思い出が守られます。

2. 重要書類を撮影してクラウドに保存する

  • 保険証券、賃貸契約書、車検証
  • 免許証、保険証、マイナンバーカード(扱いには注意
  • 通帳の表紙、印鑑の印影

紙が失われても、写真があれば再発行の手続きが進みます。 保存先は、パスワードと二要素認証をかけたクラウドにしてください。

3. 連絡先を紙にも書いておく

意外と効くのがこれです。スマホが使えないとき、家族の電話番号を暗記している人はほとんどいません。数件だけでも紙に書いて、財布に入れておいてください。

災害時に増える詐欺への備えも

災害の後は、それに便乗した詐欺が必ず増えます

  • 「義援金を募っています」という偽の募金サイト
  • 「被災者support給付金の申請はこちら」という偽の行政サイト
  • 「安否確認システムに登録してください」という偽SMS

平時と同じルールが通用します。 メールやSMSのリンクは開かず、自治体名を自分で検索して公式サイトから確認してください。

家族には「災害のときこそ、リンクは踏まずに公式を検索する」と伝えておくと安心です。

電源の備えも忘れずに

データがクラウドにあっても、端末が起動しなければ見られません

  • モバイルバッテリー(できれば2万mAh以上)を1つ
  • 充電ケーブルの予備
  • 可能なら、ソーラーまたは手回しの充電手段

モバイルバッテリーは半年に一度は充電しておかないと、いざというとき空だった、ということになります。防災の日は、その点検日としてもちょうどよいタイミングです。

会社のデータも同じ考え方で

法人の場合、バックアップが同じ建物のNASにしかないというケースをよく見かけます。これでは火災や水害で同時に失われます。

  • クラウドバックアップを併用する
  • 復旧手順を文書化しておく(担当者が出社できない前提で)
  • 年1回、実際に復元できるか試す

3つ目が抜けている会社は非常に多いです。取れているつもりのバックアップが壊れていた、というのは実際にある話です。

備えの点検、ご相談ください

「バックアップは取っているつもりだが、これで合っているか分からない」というご相談をよくいただきます。BULLCOM Security では、バックアップ構成の確認と、復元テストのご支援を承っています(リモート ¥5,500〜)。

ご家庭のスマホ・パソコンの設定確認でも構いません。防災の日をきっかけに、一度見直してみませんか。LINEからお気軽にご相談ください。

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