敬老の日|親のスマホに入れておきたい詐欺対策
敬老の日は、離れて暮らす親と話す機会が増える日でもあります。せっかくなので、親のスマホを一緒に見直す時間を作ってみませんか。
高齢の方が狙われる詐欺は年々巧妙になっていますが、設定でかなりの部分は防げます。今日は、帰省や電話のついでにできる対策をまとめます。
まず入れておきたい設定3つ
1. 迷惑電話・迷惑SMSのブロック
各キャリアが、迷惑電話を自動で判定してブロックするサービスを提供しています。多くは無料か、月額数百円です。
- 知らない番号からの着信に警告が出る
- 詐欺の疑いがある番号を自動で拒否
「電話に出てしまう」段階を防げるので、効果が大きい設定です。
2. 迷惑メールフィルターを強めに
そもそも届かなければ、判断する必要がありません。キャリアメールなら、「なりすまし規制」「URL付きメール拒否」を強めに設定しておくのも手です。
家族との連絡が届かなくならないよう、受信許可リストに家族のアドレスを入れるのを忘れずに。
3. アプリのインストールに制限をかける
「アプリを入れてください」と誘導する詐欺があります。提供元不明のアプリを許可しない設定を確認してください。
- Android:設定 → アプリ → 特別なアプリアクセス → 不明なアプリのインストール
- iPhone:標準で制限されているので、基本は安心
紙に書いて貼っておく
意外と効くのがアナログな対策です。スマホの横や電話機のそばに、こう書いた紙を貼っておいてください。
・画面に出た電話番号には、絶対にかけない
・お金の話が出たら、いったん切る
・困ったら ◯◯(あなたの名前)に電話:090-XXXX-XXXX
サポート詐欺は「画面に出た番号に電話させる」ところから始まります。電話さえしなければ、被害は起きません。
「写真を撮って送る」を練習する
これが最も実用的です。スマホでパソコンやスマホの画面を撮って、LINEで送る——この操作を、一緒に何度か練習してください。
言葉で「変な画面が出た」と説明されるより、写真1枚のほうが状況が正確に伝わります。そして何より、「まず写真を撮る」を覚えると、慌てて操作する事故が減ります。
話しておきたい2つのこと
「怒らないから、すぐ言ってね」
これを伝えるかどうかで、結果が大きく変わります。「怒られるのが怖くて相談できなかった」結果、被害が拡大するケースは非常に多いのです。
「間違えても大丈夫、気づいたときに言ってくれれば何とかなるから」——この一言を、ぜひ伝えてください。
「ATMに行けと言われたら100%詐欺」
還付金詐欺の決定的な見分け方です。ATMで還付金を受け取れる仕組みは存在しません。 ATMでできるのは「振り込む」ことだけ。
複雑な説明は覚えられなくても、この一文だけなら覚えられます。
ついでに確認しておきたいこと
時間があれば、これらも見ておくと安心です。
- OSとアプリが最新か
- 知らないアプリが増えていないか
- 契約している覚えのない有料サービスがないか
- 写真のバックアップが取れているか(思い出を守るために)
離れていてもできること
「帰省できない」「電話だけでは設定を説明しきれない」というご相談は多くいただきます。
BULLCOM Security では、リモートでの診断・設定を¥5,500〜で承っています。ご本人ではなく、離れて暮らすお子様からのご依頼でも構いません。ご家族に代わって画面を確認し、何が起きているかを分かりやすくご説明します。
「うちの親のスマホ、大丈夫か見てほしい」というご相談だけでも歓迎です。LINEからお気軽にご連絡ください。
