中小企業がランサムウェアに感染したら何が起きるか
「ランサムウェアって大企業の話でしょ?」
そう思っている経営者の方に、現実を知っていただきたいと思います。ランサムウェア被害の約6割が中小企業です。
ランサムウェアとは
ランサムウェアは、感染したパソコンやサーバー内のファイルをすべて暗号化し、復号と引き換えに身代金(ランサム)を要求するマルウェアです。
感染すると、こんな画面が表示されます: > 「あなたのファイルはすべて暗号化されました。〇〇ビットコインを送金すれば、復号キーを送ります。」
感染から72時間で何が起きるか
感染直後 → ファイルサーバー内の書類・画像・データがすべて開けなくなる 数時間後 → バックアップも暗号化される(同じネットワークに接続していた場合) 翌日 → 業務が完全停止。メール・請求書・顧客データすべてにアクセス不能 数日後 → 攻撃者からの身代金要求。支払っても復号される保証はない
中小企業が狙われる理由
- セキュリティ対策にコストをかけていない
- IT担当者がいない、または兼任
- バックアップが不十分
- 社員のセキュリティ意識が低い
大企業より防御が薄いため、「確実に侵入できる標的」として狙われます。
最低限やるべき対策
① 外部バックアップを必ず取る
ネットワークから切り離した場所(外付けHDDや別クラウド)にバックアップを保存。同じネットワーク上のバックアップは一緒に暗号化されます。
② OSとソフトウェアを最新に保つ
既知の脆弱性を狙った攻撃がほとんど。アップデートだけで防げるケースが多い。
③ 不審なメールの添付ファイルを開かない
感染経路の多くはメールの添付ファイル。社員教育が重要です。
ランサムウェアは「感染してからでは遅い」被害です。今から対策を始めることをお勧めします。

