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メールアドレスを公開するときに気をつけること

メールアドレスを公開するときに気をつけること

「フリマアプリのプロフィールに連絡用のメールアドレスを載せておこう」「ブログのお問い合わせ先として自分のアドレスを書いておこう」——そんなふうにメールアドレスを公開した経験はありませんか? ところがしばらくすると、身に覚えのない迷惑メールや詐欺メールがどっと増えてきた……。実はこれ、偶然ではありません。公開したメールアドレスは、思っている以上にいろいろな相手に「拾われて」しまうのです。

この記事では、メールアドレスを公開する前に知っておきたいリスクと、それでも公開する必要があるときの安全な工夫をやさしく解説します。

なぜ公開しただけで迷惑メールが増えるの?

インターネット上に書かれたメールアドレスは、人間だけが読んでいるわけではありません。

迷惑メールを送る業者は「クローラー」「収集ボット」と呼ばれる自動プログラムを使い、ウェブサイトやSNS、掲示板を巡回して 〜@〜.〜 の形をした文字列を片っ端から拾い集めています。一度リストに載ってしまうと、そのリスト自体が業者間で売買され、世界中の迷惑メール送信元に出回っていきます。

つまり、たった一度どこかに公開しただけで、止めようがなく広がっていくのです。よくあるのは次のような場所です。

  • SNSのプロフィール欄や投稿
  • フリマ・オークションサイトの自己紹介
  • 個人ブログやホームページの「お問い合わせ」
  • ネット掲示板やコメント欄

公開によって起きる具体的なトラブル

メールアドレスが知られると、迷惑メールが増えるだけでは済まないこともあります。

1. 大量のスパム・詐欺メールが届く

宅配業者(ヤマト運輸=kuroneko-yamato.co.jp、佐川急便=sagawa-exp.co.jp など)や、Amazon(amazon.co.jp)、楽天(rakuten.co.jp)、各種カード会社をかたるフィッシングメールの標的になります。アドレスが知られている分、届く量が一気に増えます。

2. アカウント乗っ取りの足がかりにされる

メールアドレスは多くのサービスで「ログインID」を兼ねています。アドレスが知られると、攻撃者は「あとはパスワードさえ分かれば入れる」状態になります。パスワードの使い回しがあると、一気に芋づる式で被害が広がります。

3. 個人の特定につながる

namae.tanjoubi@〜 のように本名や生年月日を含むアドレスだと、それだけで素性が推測されてしまいます。SNSのアカウントとひも付けられることもあります。

公開する前にできる4つの工夫

「どうしても連絡先を載せたい」という場面はあります。そんなときは、次の工夫でリスクをぐっと減らせます。

  • 公開用のアドレスを分ける:銀行やショッピングなど大事なサービスで使うメインのアドレスは絶対に公開しない。公開用にはGmailなどで作った「捨てても困らない」専用アドレスを用意しましょう。
  • 本名・生年月日を含めない:アドレスから個人が特定されないよう、内容と関係のない文字列にします。
  • 問い合わせフォームを使う:アドレスを直接書かず、フォーム経由にすればボットに拾われにくくなります。
  • 画像にする・書き方を崩す:どうしても文字で載せるなら「example@(アット)gmail.com」のように一部を全角や日本語に置き換えると、自動収集されにくくなります(ただし完全には防げません)。

そして大前提として、公開しているアドレスのアカウントには長く複雑なパスワード二段階認証を必ず設定しておきましょう。アドレスが知られても、これだけで乗っ取りはぐっと防げます。

もう公開してしまった・迷惑メールが増えたときは

すでにアドレスを公開していて迷惑メールが増えている場合も、落ち着いて対処すれば大丈夫です。

  • 届いた迷惑メール内のリンクは絶対に開かない:本文のURLやボタンは押さず、用件はそのサービスの公式アプリや、自分でブックマークした正規サイトから確認します。
  • 迷惑メールフィルターを活用する:「迷惑メール報告」を続けると、メールサービスが自動で振り分けてくれるようになります。
  • 影響が大きければアドレスを作り直す:あまりに被害が多い場合は、新しいアドレスへ移行するのが結局いちばん早い解決になることもあります。
  • 公開ページのアドレスを消す・差し替える:可能なら、公開してしまったアドレスをフォームや専用アドレスに置き換えましょう。

「このメール、本物か迷惑メールか自分では判断できない……」というときは、無理に開かず、そのまま私たちにご相談ください。

BULLCOM SecurityではLINEでの無料相談を受け付けています。届いたメールのスクリーンショットを送っていただければ、詐欺・フィッシングかどうかを一緒に確認します。「これ大丈夫かな?」と少しでも不安に思ったら、開く前にLINEでお気軽にお声がけください。あなたのメールアドレスと大切なアカウントを、一緒に守っていきましょう。

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